2017-03-22

ポテトサラダを踏んだ

今日東京は昨日から打って変わっていい天気。

お気に入りの革底の靴を履いて意気揚々会社に出かけた。

と、足下に嫌な感触。これはやっちまったかと足を上げると、そこにはきれいな円形のポテトサラダ

なぜ路上ポテトサラダが、

犬のうんこじゃなくてよかった、

早く拭かないとマヨネーズが革に染み込んじゃう、

そんな感情がぐるぐるアタマを駆け巡る。

最後に思ったのは、こんなきれいな形でポテトサラダを落とした人は、さぞ無念だったろうということ。

アイスクリームみたいに丸くスクープされたポテトサラダ。美味しく食べられるはずだったポテトサラダを失った悲しみは、慟哭するに足る悲劇だろう。

供養のために昼は大戸屋定食を食べよう。小鉢ポテトサラダがきれいに丸いといいが。

そんなことを思いながら、蒲田大宮行の、眠い空気の残る京浜東北線で車窓をぼんやり見ていた。

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