proof of workで成立しているブロックチェーン技術は、計算量という「時間をかけないと作れないポイント」を
最も多く含むチェーンを正しいデータと判定することで、悪意ある攻撃者によって偽データを流されても
( データ自体を偽造することはできるが計算量は偽造できないので、偽造データが正しいと判定されることは無い )
このとき重要なのは「時間をかけないと作れないポイント」であって計算量それ自体ではない。
proof of stakeはこれに着目して、計算量のかわりに"一定時間ごとにコイン保有量に比例して獲得できるポイント"を
「時間をかけないと作れないポイント」として利用する方式である。
このポイントは、ブロックチェーン内部に記述してコイン保有量から求められる数値であるため偽造ができない。
proof of stake には、より改変が行いやすい立場にある人ほど、より改変を行うべきでないインセンティブを得るという特徴がある。