2016-07-05

匿名相手なら殴ってもいいという風潮

増田作品を放流すると、ただ殴りたいだけとしか思えないブクマ一定数必ず付く。

匿名相手しか偉そうな顔をできないほど現実世界では隅へと追いやられているのだろう。

ところが当然こちらも匿名だ。

作品いくらけなされようが、わたし名前に傷がつくことはない。

こちらはこちらでガラスを一枚隔てた安全場所からそんな彼らを眺めているのだ。

常日頃、動物園動物達は檻の外にいる愉快な人間たちを観察できて羨ましいと思っていたが、増田の楽しさはまさにそれだ。

動物が入れられた檻はガラスのむこうなのかこちらなのか。

これからも手の届かぬ相手に向かっていくらでも殴りつづけるといい。

そんな人間の惨めな姿を見ることが今のわたしの楽しみなのだ

果たして動物園の檻は中の動物を守るためにあるのか、それとも見ている人間を守るためにあるのか考えたことはあるだろうか。

いつかインターネットの檻を越えてあなたの手がわたしに届くとき、それはつまりわたしの手もあなたに届く時だということを忘れてはならない。

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