店内に延々と流れていたオリジナルソングを今もおぼえている。
県内に数店舗あるかないかの小さなチェーンでさ、住宅地の近くに初めてできたコンビニだったんだ。駄菓子屋には置いていない菓子や肉まんをたまに買うのが本当に楽しみでね。
自転車で5分も行けば着く、今から考えればどこがコンビニエンスなんだと言いたくなるような距離も、ぶっきらぼうな接客も、たいしたことのない弁当も、比較にならないくらい便利な現代のコンビニよりずっと愛着を持っていた。
大手の、ローソンやセブンが広告をドンと出して進出してきてコンビニでござい、なんて顔をしているのがどうにもイヤな感じがあった。結局奴らには勝てなくてつぶれちゃったんだけど。
SAVE-ONとか?