自分はうつだった。
当時は深く考えられないし、原因はわからなかった。
今になってようやくわかった。その正体はバカバカしさだって。
ただ生きているだけの自分が辛いんだ。
生きていられるのは私の世代では当たり前。
それに加えて何か世の中のためになることをすべきだ。
にもかかわらず、足を引っ張り合ったり、形だけの友情を作って自分の時間をすり減らしている。
自分のメンツや見栄のためにしか行動しない人間の多さに辟易する。
そして自分の無力さ。
自分だけが何かをしても何も変えられないんだろう。
じゃあ生きている意味って何なんだ。自分っていらない人間だ。
ただただ生きているだけ、そんなの嫌だ。
深層心理ではこんな思考だったんだろう。
真面目な人がうつになる理由もわかる。
こういう考え方が自己否定を誘う。
だが、同時にそれは必要なことであるとも思う。
こういう考えの人間でも、環境によっては力を発揮できるはずで、世の中を良い方向に動かせるだろう。
あくまで環境や相性なのだ。
そういう人間が報われる社会であってほしい。
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