見ながら思ったのは「ピンクはすごく鮮やかで華やかなピンクなのに対して、グレーは深く先が見えなくなるぐらいのグレー。」
たぶん変な解釈ではあると思う。
原作は読んでいないので原作ファンには申し訳ないかもしれないが、
とても良い素晴らしい映画だと思う。ヘルタースケルターと似ていないけど共通している何かがあると思った。
生と死がピンクとグレーのように交じり合わず、合わさると不協和音のような響きを起こす。
上辺だけで全てを理解していると錯覚している者と自らが定めたゴールに忠実な者
人は皆違うのだという当たり前なことをまた認識することが必要だと感じた。
大衆向けでは絶対にないし、映画評論家のようなプロはどんな評価を下しているのか記事を読んでないのでわからないが、一人で考えながら見る分にはとっても勉強になるし引き込まれるので劇場で見る価値は大いにあると思う。僕はそう思った。