正規の裁きは被害を受けた人の保護と同時に、罪を犯した人にとっての贖罪システムでもある。
そこには情状酌量も、推定無罪も、執行猶予もある、とても優しいシステムだ。
でもその権利を自ら放棄すればどうなるか。
そこに待っているのは情状酌量も、推定無罪も、執行猶予もない、凶暴な社会正義による裁き。
訳知り顔でそれを批判しても仕方ないよね。
その凶暴性も残忍性も人間って動物が本来持っている属性だし、
それをわかっているから、社会は罪人にも優しい贖罪システムを作ったんだ。
そして愚かな人達はいつも、その優しい裁きを受ける幸福を自分から蹴るんだ。
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