2015-09-02

裁きという贖罪システム

正規の裁きは被害を受けた人の保護と同時に、罪を犯した人にとっての贖罪システムでもある。

そこには情状酌量も、推定無罪も、執行猶予もある、とても優しいシステムだ。

 

でもその権利を自ら放棄すればどうなるか。

 

そこに待っているのは情状酌量も、推定無罪も、執行猶予もない、凶暴な社会正義による裁き。

 

訳知り顔でそれを批判しても仕方ないよね。

その凶暴性も残忍性も人間って動物本来持っている属性だし、

それをわかっているから、社会は罪人にも優しい贖罪システムを作ったんだ。

 

そして愚かな人達はいつも、その優しい裁きを受ける幸福自分から蹴るんだ。

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