ある人が時間をかけて学んだことは、その人にとっては重要に感じられる。
数学に詳しい人は、数学の便利さ・面白さを説くだろうし、
政治に詳しい人は、選挙権を持つ者なら政治の勉強は必須だと思うだろうし、
プログラミングに詳しい人は、これからの時代は誰もがプログラミングをすべきだと語るだろう。
学ぶと有益なことは無限にあるんだけど、人生において勉強ができる時間は有限だ。
個人レベルでは、生存に必要な学びの組み合わせを考えなければならない。
学習指導要領は、無限にある学問の中から国にとって最も重要なものを選択しなければならない。
むしろ、勉強していない人でも恩恵が受けられるように、モジュール化・分業化をすることが重要か。
誰かが死ぬ気で獲得した知見によって、その知見をカケラも知らない誰かが恩恵を受ける、ということにこそ価値がある。
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