2015-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20150827055149

いただきます」を「生産者や身を捧げてくれた生き物への感謝」として言うというのはまだ分かるが、「ごちそうさま」というのはそういう意味ではないよ。

「馳走(ちそう)」とは、そもそももてなすために走り回って食材を集めるという意味であり、「ご馳走」というのは、そのように苦労して提供された『料理』のこと。従って、「(今私がいただいたのは、誠に)ご馳走でした」というのは、素直に言葉通りに受けとると『料理提供者』への感謝であって、料理提供者をねぎらう言葉。それに対して、『料理提供者』が謙遜をするのは別段間違った行為ではないよ。

違和感が拭えないとすれば、価値観修正するのは増田の方だろうね。もし、「生産者や身を捧げてくれた生き物への感謝」というなら、増田は食後に「いただきました」というのが正しいんじゃないか。「いただきました」に「おそまつさま」と言われたらそれは変だが、その場合料理してくれた奥さんに感謝の一片もないとすれば、そのこと自体が大変おかし行為のようにも思う。増田自分献立を考えて誰かに料理提供するという行為を、継続的に行ったことはあるのかね?

個人的には、昨今のようにたかが「いただきます」「ごちそうさま」程度の礼儀にいちいち理屈を付けたがる神経が病的だと思う。何も考えず粛々と飲みかつ食らうのが料理への正しい「作法」ではなかろうか。

記事への反応 -
  • 妻がどこで覚えてきたのか私が「ごちそうさま」というと「お粗末さまでした」と言うようになった。 妻からしたら自分の料理への謙遜なのだろうが私は子供の時分から生産者や身を捧...

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