生活に何が必要かを突き詰め、必要でないものを捨てているのだから豊饒さは犠牲にならない。
生活に何が必要かを突き詰める過程において、何に生活の豊饒さを感じるかを選択することになる。
当然ベクトルが変わるし、価値観が合わなくなることもあるだろう。
多かれ少なかれ禅に影響を受けているのだから、宗教的であるのは仕方がない。
現代人がフォーカスしているという重要なことというのも所詮は欲望
手に入れる困難さの基準で取捨選択したに過ぎない。
重要なのではなく、優先なだけ。
仮に何でも手に入れることができる究極の富豪状態であればフォーカスする必要がない。
フォーカスできていた重要なことも簡単に手に入れる、維持できれば欲望は次の欲望を生む。
無限に渇く欲望。
夢も希望もすべて叶うなら、すべての輝きがメッキだと気付いてしまう。
どう解決するのか。
欲を理解し捨てる。