「君の目の前にある立派な箱が答えてくれるような内容を、電話、またはテキストメッセージで、
眼前にはいない相手の時間を不意に拘束する行為は、時間泥棒と呼ばれる類の行為だ。
もし目の前に居たとしても、前提条件が同様ならば、同じく時間泥棒と呼ばれるだろう。
僕の応えうる限界のラインは、君が尋ねるべきとされる相手、つまりはGoogleの検索結果以上の
精度を持ち合わせていないし、多少譲歩して知識を有する人間(と思っている相手)からの
お墨付きを貰って安心したいのかもしれないけど、君が僕に尋ねている内容というのは
ピザ屋のデリバリーにカーナビの原理の質問をするようなもので、共通点は道路ぐらいのもんだ。
だから君は、調べるという行為について、あるいは他者の時間を拘束するという行為について