先日歩道を歩いていると、横からいきなりシニアカー(高齢者用電動カート)が結構なスピードでバックしてきて轢かれそうになった。
載っていたおばあちゃんは「アラアラ」と一言発した後、そのまま走り去っていった。
調べてみるとこのシニアカー、免許は不要らしい。免許が不要ということはつまり、運転者が何歳になろうと乗り続けられるということである。なんなら、視力が極端に悪化したり痴呆になったりしたとしても乗り続けられるわけだ。これは怖い。
これから高齢化がますます進むにつれ街中を走るシニアカーの台数も増えてくると思うが、悲しい事故が起こらない前に、もう少し規制をしっかりすべきじゃなかろうか。シニアカーは自動ブレーキ機能を必須にするとか。
現在は「シニアカーに乗った老人が轢かれる」事故の方が多いようだが、これからは「シニアカーに乗った老人に轢かれる」という事案が増えてきそうな気がする。
皆さんもシニアカーでヒヤッっとしたことがあるんじゃないだろうか。