2015-01-08

私は悪くない

  

年末に私は痴漢行為被害者になった。

詳しく書くつもりはない。

ただ、目撃者はおらず、犯人否認を続け厳重注意で釈放となった。

その間私は三時間余、一人で警察にいた。

帰らせてはもらえなかった。

  

ある人は言う。「何故怪しいと思ってすぐ逃げなかったのか」

ある人は言う。「どんな格好をしていたの?」

ある人は言う。「警察が来たら引き渡して帰れば良かったのに」

ある人は言う。「何でそこにいたのか」

  

この意見無知故の発言だろうと思う。

警察の面倒ごとはこれが初めてではなく、過去幾度となくこういった事に巻き込まれていて、長時間の拘束もわかっていた。

私には娘がいる。そういう年齢だ。

から生活圏内にそんな奴がいるのが許せなかった。被害届を出せるなら出すつもりで三時間付き合った。

何歳だろうとそういう目には遭うと思い知った日でもあった。

  

私はただ、そこにいて、普通の格好をしていただけだ。

私はなんにも、悪くない。

  

私は多分、そういう被害に遭遇しやすい顔をしているのだろう。

小学生の時から何かとそういう目には遭っていたし、警察が三度に一度くらいしか役に立たない事も知っている。

  

それだとしても私は悪くない。

私は間違っていないし、何も非がなく、悪くない。

そして同時に、そんな奴はほんの一部でしかなく、外の大多数の男性痴漢行為などしない。

  

そう何度も繰り返してからでないと、外出できなくなっているけれど。

そうじゃないと、外出した私が悪い、そこにいた私が悪い、その服を着ている私が悪い、生まれ持った容姿が悪いってことになるから

全否定になるから。何もできなくなるから

私は悪くない。絶対に。

  

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