2014-08-18

キレイ事なんて糞食らえだ

ちょっとモヤモヤしてるので、切り替えるために書き出す。

介護ってのは本当に大変だ。(俺が主でやってるわけではないんだが)

詳細は省くが、「この人がいなければ、どうだろう」などと思ってしまう。

比較的重度の人を介護してるご家族は、一度は同じようなことを思うんじゃないか。

ちょっと極端だが、介護が長引くと、介護する側とされる側のどっちが先に倒れるか、という様相だ。

もちろん楽しい出来事が無いわけではないが、楽しみ続ける、というのはさすがに難しい。

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近頃、障害者タレントと一緒に何かを頑張る、といった映像を時折目にする。

あの手の映像は、本当に同じ障害を持つ「家庭」を元気づけているのか。

テレビの中の障害者家族に比べ、自分たちは何も出来ていない、と劣等感を植え付けるだけじゃないのか。(特に家族に)

どうにかしたい、という気持ちは、どの家庭にもある。だが、それだけじゃどうにもならない事もある。

でも、どうにもならないと分かっていても、それでも「何もしてやれない」と劣等感を感じるのが家族なんだよ。

まぁテレビなんだから、「嫌なら見るな」と言われればおしまいだし、必要な部分もあるのは分かる。分かるんだけど、ね。

実際はドロドロした、マイナス感情の中で、それでも「絆」という泥縄につかまってるようなもんじゃないかな。

キレイ事なんて、糞食らえだ。

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