介護ってのは本当に大変だ。(俺が主でやってるわけではないんだが)
詳細は省くが、「この人がいなければ、どうだろう」などと思ってしまう。
比較的重度の人を介護してるご家族は、一度は同じようなことを思うんじゃないか。
ちょっと極端だが、介護が長引くと、介護する側とされる側のどっちが先に倒れるか、という様相だ。
もちろん楽しい出来事が無いわけではないが、楽しみ続ける、というのはさすがに難しい。
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近頃、障害者がタレントと一緒に何かを頑張る、といった映像を時折目にする。
あの手の映像は、本当に同じ障害を持つ「家庭」を元気づけているのか。
テレビの中の障害者と家族に比べ、自分たちは何も出来ていない、と劣等感を植え付けるだけじゃないのか。(特に家族に)
どうにかしたい、という気持ちは、どの家庭にもある。だが、それだけじゃどうにもならない事もある。
でも、どうにもならないと分かっていても、それでも「何もしてやれない」と劣等感を感じるのが家族なんだよ。
まぁテレビなんだから、「嫌なら見るな」と言われればおしまいだし、必要な部分もあるのは分かる。分かるんだけど、ね。
実際はドロドロした、マイナスの感情の中で、それでも「絆」という泥縄につかまってるようなもんじゃないかな。
キレイ事なんて、糞食らえだ。