出資を取るためには
自分にある優位性を最大限生かせる業種じゃなきゃいかんからね…。
俺の適正が一人や二人で小資金・小規模にやるビジネスに向いてなかったんだよ。
結局、代取ってのは人とカネを取りまとめるハブに過ぎない。
そして、カネとヒトの集まる場所ってのは俺のような非才な人間にとって
そんなにたくさんあるわけじゃない。
そもそも俺自身が特に何にも出来ないからな。プレゼンが得意で出資者を知ってるだけ。
個人的に思うのは、際立った異能を持ってる人間は代取になるべきじゃないってこと。
仮に出資をつけてくれる人間が現れても、矢面に立つのは能力を持つ人間であるべきじゃない。
同時に能力のある労働者を出資者や顧客の理不尽から守るための壁。