2014-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20140601112901

安倍氏は15事態だっけ?がどうこうという形で問題提起しているが、

提示されている要件だとそれよりはるかに広い範囲で集団的自衛権行使が認められることになりそうというのがある。

一般化して表現するなら、「(集団的自衛権を認めるとして)いかなる要件下で行使を認めるのか」ってところか。

関連して少し述べておくと、2003年イラク不正義の戦争であったことはまあ異論ないだろうと思うが、

そうした不正義の戦争積極的に加担する可能性を抱えることになりうるというのは意識しとくべき。

安倍氏はそんなことはしない的な説明をしてたと思うが、

少なくとも現状提示されている要件なら理論的に不正義の戦争であるからといっておよそ参加しないということにはならない。

つまるところ「そんなことはしない」の担保とき総理大臣良識や判断力しかない。

日本が常に被害を受ける側みたいな前提で考えるのはやめた方がいい。

記事への反応 -
  • そろそろ集団的自衛権問題について自分の立場をちゃんと整理しておかないとどこかで選択を迫られる局面が訪れそう。 ということでまず論点を整理しておこうと思ったのだが、以下の...

    • 安倍氏は15事態だっけ?がどうこうという形で問題提起しているが、 提示されている要件だとそれよりはるかに広い範囲で集団的自衛権の行使が認められることになりそうというのがあ...

      • 本論で指摘した以下の論点の詳細をお話いただいてありがとう。 2)国家安全保障上の有利不利論(まだ見ぬ将来にわたる損得の側面)    ×の立場:他国の紛争状況に同盟国である...

    • 集団的自衛権について選択を迫られる局面って何だ

    • 経済的な負担増という観点も外せないよね

      • コメントありがとう。 これはたしかに新たな論点ですね。  戦費負担増 vs 資金協力で留めた場合 いずれがお得かという論点と見ることができますかね。

    • コメントありがとう。 ここで言ってる選択を迫られる局面というのは、可能性は低いけど、最近ささやかれ始めた「早期解散→衆議院選挙」を意識しています。 ないような気もしますけ...

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