http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140315-00033576/
なんもかも分かっててやってるんです!
と開き直っている人には、何を言っても届かないだろうし
何を言っても届かない壁を築けたことにこの人は安心してるんだろう。
そんなことないよ、クズも生きていけるくらいの懐があるよ、世の中は!
と、この人の壁を乗り越えて手を差し伸べてくれる社会を、心の奥底で期待していなくは、ない、のだろうと思う。
なぜなら、この人は自分が死ぬだけではなく、「『クズは』死ぬべきだ」と主語を広げるから。
社会に居場所がない人が一定数いることを告発し、社会を肯定するふりしてその対応策を考えることを放棄し、
クズを許容するなんてそんなん無理でしょ? そんなのクズの甘えでしょ?
文句ないでしょ! イケメンは楽しくこの世を謳歌してくれよ!!!
個人的にはこれを思い出す。
きっと渡邊某には全く届かない言葉だと思うけど、これ以外に自分は具体的な対応策を知らない。
「へんてこで、よわいやつはさ。けっきょくんとこ、ひとりなんだ」
「ひとりで生きてくためにさ、へんてこは、それぞれじぶんのわざをみがかなきゃなんない」
「それがつまり、へんてこさに誇りをもっていられる、たったひとつの方法だから」
(いしいしんじ『麦ふみクーツェ』)
俺神様だけどおまえ来世でクズになって対応策一つも思い浮かばずに世の中と自分を憎んでそいつみたいになるよ