"When Tomorrow Starts Without Me"
- David M. Romano
「明日が来て、そこに私がいなかったら」
明日が来て、そこに私がいなかったら
その日を知ることが私には出来なかったら
日が昇り、私の為にながす
あなたの涙を照らしだすのなら
どうか泣かないで
私は知っている
私の愛に負けないほど
私を愛してくれていることを
私を思うたびに悲しんでいることを
明日が来て、そこに私がいなくても
心配しないで
天使は私の手をとってこう言った
愛するものも何もかも
置いていかなくてはなりません
私は天使と歩き始めた
それでも大きな涙がこぼれた
これまでずっと
死にたくないと思っていたから
やり残したことをしたかった
あなたを置いていくなんて
とてもできないと思った
過ぎた日々が思い出された
いいこともあったし、苦しいこともあった
一緒に愛を分かち合った
一緒に笑い合った
少しの間でもかまわない
もう一度昨日に戻れたら
でもそんなことはありえない
そのことに気がついた
私がいなくなったところには
明日もそこにいられたら
できたはずのことを思うと
あなたの顔が浮かんできて
心が悲しみでいっぱいになった
それでも天国の門をくぐってみると
そこはとてもなつかしい場所だった
神さまがこちらを見下し
「ここを永遠と呼ぶ
新しい幕が開けた
ここには明日はない
今が続くこの場所には
そなたは誠実に、純粋に生きた
知っていながら過ちも犯した
しかしそれも赦されてきた
ようやくすべてから自由になった
ここへきて私の手をとりなさい
私の生を、ともに生きよう」
遠く離れているわけじゃない
あなたが私を思うたび