2014-02-08

給与は評価の前払いか後払いか

以前は小さい会社経営していましたが、いまはサラリーマンをしています

いまの同僚の話を聞いていると

「今の給与に見合う働きをしていると給与が上がらないが、給与が上がらないうちから上の職種と同じ働きを求められるのは理不尽だ」

といった認識をしている人が少なくない気がします。

1ヶ月働いた分の給与が締め日の更に25日後に支払われていると考えれば

給与は後払いであり、その評価が翌月以降の給与しか反映されないのは不当と考えても不思議はありません。

しかし、経営者サイドからみると給与は前払いに近いものです。

もし給与に見合わない働きしかしない社員が居ても、遅刻や欠勤などの理由が無いかぎり急に支給額を減額することはできません。

未来仕事内容は不確実なのに、その仕事に対する支払いを約束しているようなものです。

特に日本では一方的な解雇も難しいため、

少なくとも3ヶ月分くらいは前払いの約束をしているような認識経営者が多いのでは無いでしょうか。

そう考えると、上位職種の働きをしてから給与アップすることは十分妥当だと感じます

この経営者労働者認識のズレが各所で不幸を生んでそうだと感じたので書いてみました。

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