2014-01-18

減感作療法とアナフィラキシー

花粉症の減感作療法薬が承認されるそうだが、減感作療法にはアナフィラキシーショック危険性が伴う。

軽度のアレルギーだとつまり、微量のアレルゲンに対しては重度の反応を起こさないわけだから、減感作療法が可能だ。ところが、重度になると、減感作療法はできなくなる。

食物アレルギーでも同じで、アレルギー症状が起こるからといって全く食べないとよくはならないのだが、重度だと全く食べないしか選択肢がなくなる。

我々は、軽度の恐怖に対してはあえて突入したほうが、慣れてタフになる。ところが、重度の恐怖に対してはそもそも突入できなくなる。例えば、重度の恐怖に対してはショック死することがあることも昔から知られている。

恐怖などの感覚は、主観的相対的ものだ。アレルギー症状が起こる人と起こらない人がいる。アレルゲンも現に有害物質である場合もあれば(例えばホルムアルデヒド)、有害だとは一般には認められていないものもある。

感覚主観的相対的もので他人と比較することができないということ、それを熟知していないと、相互の拒絶・反感・紛争が起こる。

  • 「アレルギー」と「恐怖などの感覚」の2つの話が含まれているけど、この2つはどういう関係にあるの? 2つの関係性が表明されていないので、無関係の2つの話がまざっているだけのよう...

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