婚外子を差別するなと言いながら、血の繋がらない子供を嫡出子にしろと言うのは矛盾では?
性同一性障害の元女性の夫Aの妻Bが、夫とは別の男性Dとの間に子供Cをもうけた事例で、その子供Cが何故か夫Aの嫡出子として認められる事になったらしいですが。
この件で不思議に思うのは、先の婚外子「差別」違憲判決と、それを受けての法改正との兼ね合いです。
婚外子の「差別」は撤廃され、嫡出子と同じ扱いになったんですよね?
事実、夫Aと子供Cとの間に血の繋がりはないのですから嫡出子とは言えず、妻Bと男性Dとの婚外子と記載するのが筋でしょう。
裁判所は婚外子を差別するなという一方で婚外子を差別しているとは全く持って不思議です。
一般の夫婦ならば妻が他の男性と結ばれて産んだ子でも嫡出子扱いになると言いますが、おかしいのは本来そちらの方であり、正すべきはそちらの方ではないでしょうか。
親(という事にされている男性)の気持ちだけじゃなく子供の気持ちも考えてください。自分の本当の親を知りたい子供だっているんです。愛情があれば血が繋がっていなくてもいいというのなら、事実を明らかにした上で養子として育てるべきではありませんか?