まず字面がかわいいですね。
ぽって。ぽって。ぽって。ぽって。
ぽって。
ぽって。
ぽって。
ぽって。
ぽって。
ほって、でも、ぽて、でもありません。
ぽって。
まず、「ぽ」です。
半濁音です。
これによって小さい○がつくことによる、髪飾り的な可愛さが付加されています。
また、「ほ」という字によって、複雑で頭がいいんだよっと頑張って背伸びして難しい字を使えるアピールしているようにも感じられますね。
最後にきゅっとしめるような形で書き終える字であるというところも、「〆るところはちゃんと〆られるんだよっ」と自分の頼りがいを背伸びしてアピールしているようですごく微笑ましいです。
そう考えると、半濁音による○の付加も、「しっかりしているけどかわいいところもあるでしょ?」と頬を赤くしてそっぽを向いていますが視線だけはちらちらとこちらの反応を伺っているような、そんな様子が自然と頭に浮かんできますよね。
次に、「っ」です。
それによって、ちょこっと飛び降りてまたぴょんって飛び上がるような可愛い仕草が字面からもかいま見えるようになっているのです。
簡単な「つ」という字であることも、飛び降りた直後だから簡単な字しか書けない、「ぽ」でひた隠しにして背伸びしていた部分がぽろっと取れてしまって本来の余裕のなさが露呈してしまっていると思われると、その隙の多さが非常に魅力的に思えてきますよね。
最後に「て」。
ここまで言えばもう簡単に想像がつくかと思いますが、あー飛び上がった直後だから、「ぽ」で頑張って背伸びしてた化けの皮(ふふw)が剥がれて、本来のあるがまま、幼い感じがでているね、とこちらが思わず微笑んでしまうような字であることが一目でわかりますね。
最初の折り返しで勢いが着き過ぎたのを抑えてなんとかきゅっと〆ようとして、最後のカーブに入ってなんとか〆られたとほっとしている姿も浮かんできます。
蛇足ですが、
ぽって。
と、最後に句点の「。」がつくと、最後の最後でぽろっと何か落としてしまったようなところがありありと浮かんでくるため、さらに胸がきゅんきゅんしてくる可愛さが付加されて最強ですね。
以上、アニメ未見の方にも伝わるように、ぽっての可愛さを字面の観点からお送りいたしました。
少しでもぽっての可愛さが伝われば幸いです。