明日で、有名なワシントン大行進から50年になる。
キング牧師らの活動は、かつて南部で見られたような露骨な黒人差別に対して大きな成果をあげた。
しかし、それで黒人差別が根絶されたわけではない。
現在でも貧困層に属する割合が大きいのは圧倒的に黒人であり、人種格差は温存されている。
また、つい先日も黒人少年を射殺した白人(ヒスパニック)に対して無罪評決が言い渡され物議をかもした。評決自体の当否はおくとしても、こうした評決が差別と結びつけられ社会問題となるということそのものが、未だアメリカに黒人差別が存在するという事実を示唆している。
黒人差別は過ぎ去った過去の出来事ではない。
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