2013-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20130630051605

資格をめざす処女主義者たちと、最初からその考え方に相容れなかった自由性主義者の間の反発は、その垣根を超えた婚姻の減少を招き、両者はますます乖離していった。

蔓延する処女性主義に反発するがごとく、自由性主義者たちはかえって奔放な性行動を繰り広げるようになり、父母がはっきり判明している処女主義者たちとは家族形態すら異なり始めたのだった。ここに及んで両者の社会構造は決定的に異なってしまった。政府はこの現状の後追いを余儀なくされ、長い議論のあげく民法が改正され、処女を娶った男性世帯主に基づく家父長的体系と、母子関係に基づく家族体系の2つに分割されるようになった。

・・・なんて。

記事への反応 -
  •   性の乱れ。その言葉が使われ始めた頃はまだ眉をひそめる程度で済んでいたが、若年層の性病感染者が20%を超えるまでに蔓延し、深刻な社会問題となった頃にはもう手の打ちようが...

    • 面白いSFだとは思うが、たぶん、 処女だった場合、処女厨との成婚率はあがるとは思うが、 実際には、 ・男性のなかの処女厨の数 ・結婚相手が処女厨でも良い/処女厨のほうが良い と考...

      • 資格をめざす処女性主義者たちと、最初からその考え方に相容れなかった自由性主義者の間の反発は、その垣根を超えた婚姻の減少を招き、両者はますます乖離していった。 蔓延する処...

        • おお、そういう返しをされるとは思っていなかった。面白いね。確かに性愛観が変わると、家族観も連動して変化するかもしれないね。 あなた、最初のエントリ書いたのと同じ人?   ...

          • SF風に書いたのは元増田に影響されただけで、第三者です。 男性系・女性系というより、核家族・シングルという分け方のほうが確かにしっくりきますね。 ただ、婚姻感と社会階層に...

            • ただ、婚姻感と社会階層については意外と独立かもしれません。 現在も、シングルペアレントになる理由としては奔放な性活動に伴う予期せぬ場合と、欧州などでよく見られる計画的...

    • 皮肉なのか願望なのか第三者的なSSなのかわからんけど、処女厨の俺としては理想世界すぎる

    • その世界に「童貞認定試験」はないのか?

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