2人目が産まれた。
脳性麻痺になった。
もうすぐ1歳。
首がすわって以降の身体的な成長はない。
過去を振り返って、脳性麻痺に至るまでの経緯を悔やんだり、そういうことはもうない。
どんなに泣いても脳の壊死した部分は元に戻らない。
ただ、ときどき不意に襲ってくるどうしようもない気持ちに勝てない。
そもそも「普通」って何?
「普通」という言葉を使って、子供を差別している自分自身に愕然とする。
1人目がこのことでいじめられたらどうしようか。
トイレ・風呂・着替え・食事といった世話がこれから一生続くことが嫌なのか?
子供の世話をすることを重荷と感じていることに愕然とする。
外出した時にじろじろ見られたり、脳性麻痺のこと打ち明けるのが嫌なのか?
周囲の視線や反応を気にしていることに愕然とする。
自問自答を繰り返しながら、どんどん自分が嫌いになる。
嫌いなのに自分を変えられず、また、どうしようもない気持ちに襲われる。
まずは育児お疲れ様。療育が必要だと、大変なことも多いと思います。 そりゃあ、元増田だって人間だもの。差別の意識が(多かれ少なかれ)あるのは社会的人間なら当たり前のことだ...