「共産趣味」。ああいうものに憧憬やかっこよさを感じるのはまぁわかる。
でも、「共産趣味」が「左翼陣営・左翼思想、特に新左翼・過激派や旧社会主義国の指導者の行動・言論等を観察する嗜好である」(wikipediaより引用)とき、その観察者の立ち位置はどこになるのだろうか?これに対して何も考えずに「好き好き!」と言う人が多い。
この点は、「趣味は人間観察です。」と臆面もなく言ってしまう人のうすら寒さに通ずるものがある。自分はネットの匿名性にまぎれ安全なところから、無自覚に「共産主義」に対して観察を施す。
「共産趣味」を嗜好として持ち、そしてそれを外部に発信するときは、よほどこの立ち位置への自覚がないと面白く発信できないのではないだろうか。しかし現状では、twitterなどで「共産趣味」への表明はたやすいものになっている。