Re:東京

2013-05-17

「自分が何者」なのかって、他者に出会ってはじめて

生じるもののような気がする。

他者に出会わないかぎり、わたしには輪郭なんてない気がする。

だから、ってわけじゃないけど、

わたしにとっての「居場所」って、まぎれもなく「ひと（他者）」。

「元々何者でもない人間に居場所はない。」って言い切る元増田さんに、

近いようで遠いようで…やっぱり近いのかも……（どっちなんだわたしw）

たぶん、たぶんなんだけど、

鍵が　ｶﾂﾝ　と開くような瞬間じゃないかなって思うんだよね。

自分が何者なのか、自分はどこにいるべきなのか、わかる瞬間て。

東京には、無数の「鍵穴」がある気がする。

可能性という母数が、わたしの生まれた街に比べて

桁違いに、多い気がする。

だから好き。

絶望的に汎用性の低い、無駄に複雑な形状の鍵でも

機会の数さえ確保できれば、希望を捨てずにすむ。

「予感」のする鍵穴を、飢えた動物の目で探しながら、

それらのドアをひとつひとつノックして回るのは

心底、惨めで、不安で、ブザマで、

それこそ、「本当に耐え難い、苦しみ」。

でも、そうやって醜態晒すことでしか結局

その”瞬間”にはめぐりつけない気がする。

【【ゆっとくが、「鍵穴」は決して断じて淫靡な比喩でゎないッ！！！ヾ(｀Д´)ﾉ】】

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