Webなんかではカジュアルな罵倒語として「アスペ」という言葉が氾濫している。
発達障碍は一説によると人口の5%くらいいるようなのだが、そもそもこの発達障碍なる言葉自体、一般に知られたのは割合最近の実感がある。
でも当たり前の話だけど、言葉や概念が知られる前から、それに相当する人は存在したわけで、40代、50代以上の人でも発達障碍のひとは社会に生きている。
重度の人はさすがに社会生活が困難なので家族の世話になっているのだろうが、そこそこ軽度の人は終身雇用システムの中でいろんな会社で「つかえないオッサン」として生きてしまってるんじゃなかろうか。幸か不幸かは判らないが。
自分もその種の「つかえないオッサン」には遭遇したことがあるが、あれは、能力の欠如と言うよりは、やはり発達障碍という病気なのだと思う。
発達障害であるにしろ、単に使えないだけにしろ、それでもどこかで仕事をしなきゃいけないわけで、であるなら余裕のある大企業で雇うべきなんだよね。
そりゃそれで乱暴でしょ 大企業だけに負担を求めるって言うのもさ こういう人の存在こそBI推進の思想的バックボーンだと思うんだが