川端康成の『花は眠らない』というエッセイについて興味を持ってグーグルで検索してみたらご覧の有様である。
1ページ目が全て東方の『夜東の国の眠らない夜』という曲についてだったのだ。
ログインしているせいかと思ってログアウトしてから再度検索してみても結果はほぼ同じだった。
花は眠らないというエッセイは中国語に翻訳され中国の教科書に載っているらしく、2ページ目1件目は中国語のウェブサイトだった。
「花は眠らない」についての日本語のサイトは、「夜東の国の眠らない夜」のサイトと中国語の「花は眠らない」のサイトの合間合間に埋もれていた。
そりゃ、私だって先ほどまでそんなエッセイの存在なんて知らなかった。殆どの人が知らないだろう。
検索の結果の表示の順位のシステムについては私は詳しく知らないが(被リンク数が重要なんだっけ)そもそもあんまり『花は眠らない』と『夜東の国の眠らない夜』は似ていない。なのに上位10件ほどが『夜東の国の眠らない夜』なのは一体なんでなんだろう。ちなみにヤフーでも同じような結果だった。
悲しい。
iPhoneで検索をかけたら「花は眠らない」の後にサジェスト検索で川端康成と続いたし、「花は眠らない 小説」だと引っかからなかったけど、「花は眠らない エッセイ」なら普通に出てき...
二重引用符で括ればいいだろ。エッセイの存在を知る前にGoogle検索の演算子の存在を知れ。