2013-03-17

公立高校の入試システム行政の怠慢

親の収入によって進学が制限されるのを本当に防ぎたいなら、公立高校どうしの併願ができるシステムを構築することは必須であると考える。

大学入試でよい結果を得るには、レベルの高い高校に通うのは必須だろう。

それなのに、公立にしか通う資金のない子供は、滑り止めの私立に通うことは許されないため、確実に受かることのできる公立高校までレベルを落とさなければならない。

トップ公立高を受けるのは、それでは不可能だ。

仮に公立高校どうしの併願が可能になれば、トップ高と、滑り止めとしての中堅公立高を併願し、もしかするとトップ高に進学できる可能性が生まれてくる。

その問題についてどう考えられているか簡単にググったのだが、

公立高校は補欠合格制度がなく、辞退によって欠員が出た場合不合格になった者の繰り上げがないので困る、といった、単なる事実の追認しかなかった。

それはシステムの問題であるし、現に私立高校は補欠合格、繰り上げを行なっているのだから、公立高校が同様のことをできないことはない。

改革をしないのは、教育委員会かどこかは知らないが、教育行政の怠慢である

そしていまひとつ、現状の制度に疑問をまったく抱かない親世代子育て世代失望する。

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