2013-03-04

GHQから自由と憲法を下賜される歴史」が、「タイムパトロールに護られるべき、日本の正しい歴史」か?

https://twitter.com/ceno_souhatsu/status/245810058426990593

>鞍屋峰子(セノにゃん@創作発表板)

>?@ceno_souhatsu 9月12日

>「どういうこと? タイムパトロール歴史を守る組織のはずじゃないの? それが歴史を変えようとするなんて…」

>「もし僕達の知っている歴史の方が改ざんされた歴史だったとしたら? 

本土決戦が行われて多くの人が死ぬ方が『正しい歴史』だったとしたら?」

>#ドラえもんのび太本土決戦

これって、SFの「タイムパトロールパラドックス」に対する痛切な皮肉ですね。

よくSFタイムマシンモノのストーリーで、タイムマシン過去を書き換える不届きモノが出現しないよう、

過去の書き換えを修正する「タイムパトロール」という実力組織が設定されることがある。

この「タイムパトロール」設定、という発想の内側には、

「今ある歴史が正しい歴史、本来あるべき歴史、望ましい歴史」という「無意識の願望」が内包されている気がする。

戦後日本人GHQから自由と憲法を与えられた日本人にとっては、

本土決戦を免れ、自由と憲法を手に入れた日本」が「正しい歴史」であり、

本土決戦突入して玉砕する日本」は「あってはならない歴史」という意識が、(日本人自身は無意識でも)あるのでは?

その日本人無意識意識を、可視化させた、ということで、このツイートは秀逸。

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