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母が亡くなってしばらく経ち、色々あって、私の就学前に離婚して別居となった父と1年間一緒に暮らしてみた。

父は細かい事に拘らず、特に攻撃的なタイプでもないので、それなりに上手くやれるかと思っていたのだが…

今まで別々だった人間と一緒に暮らすのは、やはり簡単ではない。

自分ではかなり大らかな人種だと思っていたのに、ちょっとした事が一々気に障って、ストレスがマッハ。

特に腹が立った点を羅列する。

・ずっと室内飼いしていた私の猫を、気軽に外に出す。

　その結果、他の猫と喧嘩して動物病院に行く羽目になった。

・「女のひとり暮らしは不用心だから～」という理由で同居を始めたのに、頻繁に鍵をかけ忘れたまま家を空ける。

　酷いと庭に出るための大窓も開けっ放しである。庭いじりの後、うっかりそのまま外出してしまうらしい。

・母の形見である私の自動車を使い（それ自体は相互了承済み）、修理が必要なレベルの傷をつけたのに、報告も謝罪も無かった。

まあ父に悪気が無いのは分かっている。私も私で、その都度指摘すればいい物を

「心配で同居してくれている親に文句を言っていいのか… そもそも、そんな事を気にする私の方が間違ってるのか…

　っていうか、一々言うのが面倒臭い…どうせ言っても直らないだろうし」

などと余計な事をぐるぐる考えて結局言えずに溜め込むので、始末が悪い。

それでも最後の自動車の件については流石に腹に据えかね、父を追及して謝らせた。その時の会話↓

私「あの傷、どうしたの？」

父「あぁ、こないだちょっとね」

私「修理とかしないの？」

父「あぁ…後でしようと思って…」

私「あれは一応、私の車だよね」

父「…」

私「私の車に傷をつけたんだから、『ごめんなさい』がほしいな」

父「…ごめんなさい」

何このネチネチ攻撃。我ながらキモッ。今思い出してもキモッ。

普通にキレた方が100倍マシだわ。

人と正面から付き合うのを避けて、要求伝える練習をちゃんとしてこなかった報いが、今さら来ているのを感じる。

もう一生独りで暮らしたい。助けて。

Permalink | 記事への反応(3) | 23:53

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