こういう場所に書くのは何年ぶりだろう。碌なことを書いていないが、これもそうだ。
先月、職場の年下の人に告白してフラれた。それはそれでまぁいいのだが、考えて見ればまともに告白したことって、30代も半ばになろうとしているのだが、ほとんどなかったことに、気がついた。
あまり恋愛したことないなぁと慨嘆するのだが、20代は今を生きることに精一杯で、女に情熱を傾ける余裕がなかった。いや、少しはあったが結局ろくな恋愛ではなかった。そういう時に限って、職場恋愛で、嫌な記憶しか残っていないし、もう職場でなんてと思った20代最後のあの頃は今、どこに行ったのやら。
30代になって余裕もできてきた。仕事もそれ以外も。でも恋愛というものだけはどうしようもなかった。ま、女友達はいるし、たまに飲みに行くのは楽しいが、その人とはお互いに距離をとりながら気がつけば短いとは言いがたい時間が過ぎてもなお、今の関係は変わらない気がする。
何を書こうとしているのか、散漫になってきているが、結論めいたことを書くなら、年齢不相応の経験不足ではあるが、とにかくもう少し恋愛というものへ積極的に行こうということだ。人を好きになれたこと。これは今年になって一番驚いたことだった。
少し上に書いたとおり、かなり嫌なことがあってから、人を好きになれずにいた。職場でなんてもってのほかだとも。それが一気に変わった。人を好きになること、なれること、なってもいいんだということ。何かが変わった気がしている。錯覚かもしれない。だとしても。
書いていて、異様にポジティヴな自分がいるのに驚く。最近は自分に驚いてばかりだ。今年もあと4ヵ月弱。前へ進める気がしている。いや、気がしているんじゃない。進むんだ。たとえ何があろうとも、待ち構えていようとも。