2011-08-29

病識

好きな人がいて、すっごい好きで、自分から告白したいって思って、付き合えたら、セックスだって拒まないって覚悟決めてたりした。

でも今日たまたま遠くから仕事をしている姿を見れた。そのときに感じたのが、忌避感だった。

何で、と思ったけど、少し考えて分かった。それはすなわち、実物のその人にではなく、想像の中のその人に恋していたということだ。想像の人なら、傷つけることも傷つけられることもない。その人こそ理想だと思ってたけど、それは当たり前で、「その人」が理想だっただけだった。でも生身のその人は接客に忙しそうで、「生きて」いた。理想中の人形とかキャラとかではなく。片思いだと思って一人で悩んだり盛り上がったりしていたのは、勝手妄想を生きてる人に押し付けていただけだった。

いつからこうなったのか。最初惹かれたときは、確かにその人の人柄に惹かれていて、一緒にいたら素でいられて、もっとその人のことを知りたくて、一緒に喋りたくて、大変なこととか助けになれたらどんなに嬉しいだろうって――はぁ。

 

とりあえず、その人を理想化するのはやめる。ということは理想の「あの人」への恋もおしまい。もっとよく知って、理想の入る余地もなくして、友達になれたら嬉しいけど。

でももうすでに勝手に突っ走って色々やらかしちゃってるもんなあぁあああ。そんな虫の良い話はないよなあ。

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