2011-04-01

何もうまくいっていない。

連日悪夢ばかり見ている。

特に今見た夢がなかなか寝覚めの悪い夢だった。

惚けた祖父(現実)に羽交い締めにされ、「やめてください!やめてください!」と叫ばれ続けている。

私は抵抗するけどうまくほどくことができずそんな中、父が泣きながら飛び込んできて祖父を止める。

我々家族は何もうまくいっていないとひしひしと感じている。

祖父が惚けてしまったときに悲しんだのは父だけだったと思うし、祖母が入院してやつれていく様をみても私や母は何の感情も持ち得ていない。

母と姉に関してはむしろ祖父母を恨んでさえいる。

と、書くということはつまり私は現状を悲しむべきことである認識しているのだと思う。

本当は祖父母達と笑い悲しみあう当たり前の関係(社会一般的な)を築いていたかった。

私が幼少の頃には母姉と祖父母の関係は決定的に崩壊しており、家族従順に育った私はそういう対立状況にいかんともすることができなかった。

母に関しては嫁という立場上、祖父母達と必要最低限のコミュニケーションをとってはいるが、姉はもう十五年は真っ当なコミュニケーションはとっていないだろう。

さらに問題なのはその姉は数年前に大きな癇癪を起こして家庭内引き蘢りになってしまった。

つまり数年前から姉と家族という対立も生じてしまった。

これだけ客観的に家族の状況を書いている私は何の問題にも直接的には加担せず、家族歯車としての役割をうまく果たすこともできていない。

現在の私がいなくなったところで我々の状況はよくも悪くもならない。

こんなことを書こうと思ったのは現在は父と母の仲もうまくいっていないようだからである

けんかをすることはたまにあったことだけれど、現在とこれまでが決定的に違っているのは父が今は家にいない祖父母の部屋を使っていることである

それぞれがそれぞれの場所を持ってしまったことによって我々は誰も積極的なコミュニケーションをとる必要を失ってしまった。

また誰も本当に信頼できていないのではないかという現実を再確認してしまった。

本当はもっと笑い合っている家族を見ていたかったし、心から対話のできる人間関係を築きたかった。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん