2023-12-20

ただのサラリーマンプロフェッショナルとは呼ばない

プロとはそれによって金を貰っている人」という言葉があるが、これはあくまで「アマチュアプロの切り分けにおけるプロ定義」であり、プロフェッショナルという言葉定義ではない。

大抵のサラリーマンは言われたままに作業をしているだけであり、工夫や判断もその作業の一環として存在するだけだ。

まりは、会社から与えられた責任範囲という柵の中、檻の内側でしか動けない。

だがプロフェッショナルは違う。

プロフェッショナルの前にはその世界限界を超えた未知の地平が広がっている。

多くのサラリーマンたちは結局の所、誰かが既に通ったあとの道を進みながら、既に通った誰かの痕跡を頼りにして歩んでいる。

通い慣れた道に降りつもったばかりの雪の上に最初足跡をつけたことを「俺は誰も踏み込んだことがない場所勇気だけを持って挑んたぞ」と勝手に満足するのがせいぜいだ。

プロフェッショナル達の挑む未知の領域とは、そんな天の気まぐれによって産まれ偶発的な新規性ではなく、少しずつ切り開かれた密林の奥地、山の頂きにあるものだ。

その座標そのものに初めてたどり着く人類自分であるという瞬間、それを知らないものプロフェッショナルではない。

プロフェッショナル達に作ってもらった道をなぞるだけの作業者でしかない。

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