2023-08-23

宇宙で、水資源を盗んで大丈夫なのか?

最近、月に探査機派遣するのが流行ってるみたいだ。

ロシア打ち上げ探査機が月への着陸に失敗したとか日本民間会社が失敗したとかそういう報道が多い。

インド日本も、もちろん中国米国も盛んに月の探査に乗り出している。

目的は色々あるが平たくいうと将来の資源獲得競争への布石だ。

資源のなかでも、まず見つけようとしているのが水だ。

月に埋蔵されているとされている水がいったい何処にどの程度存在しているのか?

それを見つけ出そうとしている。

その水を利用して月開発の足掛かりとしようとしているのだ。

でもさ?

月で見つけた水を勝手に利用していいの?

例えば山の中で、湧き水を見つけたとして、

それを勝手採掘したらマズそうだな、

ってのはわかるじゃない。

そのへん月ではどうなってんのかな?

と思ったら一応法律を作ってるらしい。

日本場合、事前に国に月への探査計画を報告して、許可をもらえば、月資源採掘してヨシ!ということになるらしい。

え?勝手日本政府がそんなこと決めて大丈夫なの?

と思うのだが、どうやら国際的な枠組みとして宇宙資源利用の共通ルールはないらしい。

から各国ごとにバラバラ法律が作られているのが実情だ。

端緒になったのは、米国だ。

盛んな民間宇宙開発に対応するために、とりあえず宇宙での資源獲得に対する法整備米国が定めた。

それがないと、資源の所有が出来ないからだ。

米国にひっぱられて各国も独自宇宙資源に対する法律をつくり、日本もそれに追随した。

本来なら国連的な枠組みで共通ルールを作るべきなのだろうが、簡単にはまとまりそうにもないのでとりあえずということなのだろう。

また、国際ルールを作るべきだ!と一番強く推していたのがロシアだった。

しかし、ロシアウクライナ戦争の影響で国際社会で主導権を発揮することはしばらく無理なので共通ルールの旗振り役はいなくなった。

そこから考えても、さっさと法整備しておいて良かったとは言える。

  • どっちにしたって当分は行けないし、ワイとアンタが生きてるうちには現実の争いにもなってないのでは?物理的に到達できない水資源の先物取引やって騙されたアホを見ながらホクホ...

  • それよりも先に今ワイらが住んでるこの国の保水資源である土地を買い占めてる外国人なんとかしよーぜ

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