2023-08-03

大宮ノートリアス

脚本がなぁ。

暴走族リーダーがハメられて刑務所にぶち込まれてそこで自分の未熟さと家族の大切さを知るという話。

 

主人公は仲間が敵対グループ射撃されたことに腹を立てて「火炎瓶投げ込んじゃえよw」と冗談で言うが

仲間は敵対グループメンバーの家にガチマジで火炎瓶を投げ込み、教唆の罪で起訴される。

刑務所の中で嫌な先輩にいじめられて懲罰房に入れられたり、

元仲間が入所してきて「みんなあんたが怖いから従ってただけなんだよ!」と自分の未熟さに気づかされたりする。

そして、彼は自分暴力衝動を抑えることを刑務所で覚え、出所

 

その後、悪徳警官ハチの巣に突っ込ませると脅して暴力団との癒着証拠を取ったり、

自分をハメた元暴走族仲間の店に乗り込み金庫を強奪し、阻止しようとするボーイに熱湯をかけたり、

暴走族仲間を裏で操っていたヤクザ事務所に乗り込んで

お前らの店をバキュームカーウンコまみれにされたくなかったら慰謝料払えと恐喝し、大金をせしめたりする。

 

そしてその金を手に嫁と娘に会いに行って感動の再会して終わり。

 

なんでやねん

この展開、なんかおかしくないかって誰も思わなかったのか?

刑務官理容師職業訓練を紹介されて「このはさみ武器にもなるし誰かを助ける道具にもなる。お前の暗い過去を切り捨てることだってできるはずだ」って言われて、感動しとった話はどこいったんや?

結局、プッツン野郎が知恵も付けて非合法手段復讐して金撒き上げました、おわり。

は、どの角度から見てもいい話にはならんだろうが。

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