アメリカのデータ会社Alpha Dataが発表した調査によれば、昨年ストリーミングサービス上では160万組のアーティストが楽曲を発表したが、その中の1%である上位1万6000組のアーティストの楽曲が、全体の再生数の90%を占めている。さらに範囲を広げ10%の16万組のアーティストで全体の99.4%の再生回数を得ていたという。ということは約140万組のアーティストで、全体の0.6%の再生回数をシェアしていたということになる。そして約140万組のうちの約半数のアーティストの再生回数は、100回に満たなかったという。
https://fnmnl.tv/2020/09/12/106078
印税について。
音楽サブスクでも、楽曲が再生されるとアーティストに印税が支払われます。その金額はサブスク会社ごとに異なりますが、1回あたり0.01円あれば高い方だといわれています。
https://media.finasee.jp/articles/-/10829?page=3
アーティスト側からしたらストリーミング単体での経済的効果は期待できない。
思わぬところで楽曲がヒットするチャンスは以前より大きくなっただろうが、同時に競争も激化していて、対策を講じていたとしても狙って再生回数トップ層にいきなり参入できる望みは薄い。競争に勝ったとしても、ごく僅かに残ったパイの奪い合いにほんの少し勝ったというだけにしか過ぎない。
じゃあ、他の収入を確保しようとしても、コンサートなどのライブエンターテインメント市場は、日本では未だコロナ禍から回復の真っ最中だし、最短で2023年にコロナ禍前の市場規模に戻る予想が出ているが2010年代のような年平均8%のような高成長率は予想されてない(2.4%)。
https://corporate.pia.jp/news/detail_live_enta20210928.html
川本真琴がストリーミングに文句言ったり、七尾旅人がCDも買ってほしいと言ったりするのも、アーティスト側からしたらやっぱり切実だからだと思う。
パイの話になるが、川本がサブスクで曲出してるのにサブスク地獄に堕ちろって言ってるのってシェアが多いから抗いきれないっていうのがやはり大きいよね 俺もユーチューブ嫌いだけ...
自分の楽曲という強い武器を持ってるくせに、それにあぐらをかいて、CD という不便なもの(というか皆持ってないから使えないものだぞ)を押しつけるしか能が無いのが悪いだろ。 何...