2022-08-08

アニメ版惑星のさみだれは、現代人には合わない

アニメ版惑星のさみだれは、原作の流れを大切にして、この令和の時期に超スローテンポで話を進めている。

原作を読んでいる人にとっても、このテンポの悪さは相当に辛いと感じる要素であるし、削って欲しい所を削ってなくて、どうでも良いところの描写は改変して突っ込んでいたってのがあって、評価が悪いのも、個人的には擁護しきれない箇所だ。

序盤が超スローペースなのは、むしろ丁寧な原作再現ではある。

原作面白くなって来るのは、他の指輪騎士たちが一気に出てからから、現時点でつまらないと感じるのは「それはそう」としか言いようがない。

これから、楽しくなるから、この苦しい期間は頑張って乗り切るしかねえと思っている。

正直、これは相当数を振り落とす作品構造にしている。

3話までに半月死亡くらいでも良かったんじゃないかな。

声優の演技うんぬんに関しては、正直、大空直美はどう演じても大空直美からしゃあねえわなみたいな諦めの部分がある。

現状、関西弁話す元気娘と言ったら、大空直美ぐらいにイメージ定着してるから、このキャスティングはしゃあないとは言え、もう少し演技幅を出して欲しくはあった(ディレクションのせいかもしれないので、声優自身演技力だけとは言い難いが》。

榎木淳弥も同様で、彼の演技の幅も、彼が持つキャラクターイメージを越えはしない。

津田健次郎も同様で、誰が聞いても、津田健次郎しか聞こえない。

こればっかりは需要があるんで、しゃあないわなという感がある。

個人的には、戦闘シーンが相当手抜きされてるのが一番のマイナスポイントではある。

原作では出来ないシーンを見せて欲しいのに、原作以下の躍動感ない画面だと辛ぇよ。

まとめると

テンポ遅い

声優の演技で驚きがない(違和感すら感じる》

戦闘シーンの手抜き

あたりが、現代人には合わない要因だろう。

スピーディー物語が進まないと現代人は見てくれない時代になってるから、その辺を意識して作って欲しかった。

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