2022-08-03

奪ったものは奪われる

原因があって結果がある。

これは善行でもそうだが、特に悪行で分かりやすく現れる。

恐ろしい因果の話を身近な例で説明したい。

昔、一度だけ転売ヤーになったことがあった。いまで言うせどりである

ゲーム機おひとり様1名のところを友人の力を借りて2台購入した。

それをヤフオクで売ったところ、3000円*2で6000円くらいの儲けになった。

10年以上経ち、スイッチを買おうとしたら在庫がない。

しょうがないので転売っぽい店(いちおう価格コム店舗から3000円プラスで買った。

その直後に、在庫改善されて標準価格で売られ始めた。

今回、X Box Series Sを買いたくなったのだが、これまた転売ヤーっぽい店でしか買えない。

差は3000円。ぞっとした。

ちょうど自分が昔、若気の至りでもうけた6000円に合計金額で合う。

恐ろしくなって買うのをやめた。

しかし、3000円を不当に儲けたということは、まだ「借り」があるのだと思うとさらに恐ろしい。

ひょっとしたら時間が経っている分、3000円以上の「損」をしないと釣り合いが合わないのかもしれない。

カルマとは積算で増幅するものからである

このように、世の中すべては因果で動いているようである

殺人などをしてしまったらどうなるのだろう。

話は飛ぶが、信長武田家を滅亡させて3か月後に本能寺の変で倒れた。

家康も、武田滅亡後に甲州に視察にいったところ、背中に奇妙なできものができ、危篤状態に陥ったらしい。

壇ノ浦の戦いの戦い、そして義経を滅亡させたあと、頼朝落馬したのも有名である

このように昔話では因果関係を説明する材料に事欠かない。

もし今、不当な手段住居侵入したり、ネット悪用して個人情報を売って金儲けしたりして、

扇動したりして自分利益にしているとしよう。

そのような人は、それに応じたカルマを背負っているということである

もちろん直接人を殺したわけではないので、現れる結果の形は微妙に違うだろうが、行きつく結果は同じである

また、もしも犯罪助長するWeb運用したりして、実際に死人が出るようなことをしていれば、さらに顕著であろう。

人数が多い分、想像のつかない恐ろしい形で現れるであろう。

そのような人は、6000円のカルマどころではないのではないだろうか。

もし、生きている間に返せない場合は、カルマが「持ち越し」になるようである

それについては説明するのも恐ろしいのでやめておく。

「奪ったものは奪われる」

以上が転売因果から学んだことであった。

若いとはいえ転売というプチ犯罪をしてしまったのだから、大いに反省して今後に活かしたいと思う。

合掌。

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