2021-08-20

野戦病院を作らない理由説明するよ

野戦病院野戦病院うるさいので何で作らないか書く


1.そもそも野戦病院」という名前が使えない

各自治体で臨時医療施設等は設置しているが、「野戦病院」という名前を付けたら病院としての法的な基準を満たさないといけないので、他の名称を使っている。

入院待機ステーション等)




2.体育館にベッド並べて中等症患者大量に診るのは無理

→「野戦病院」のイメージって体育館にベッド並べてる感じだけど、配線とか考えたら病院の駐車所とかにプレハブ建てたほうがいい。

京都府体育館入院待機ステーション設置したけど7床だけ

ただベッド並べて「軽症者や無症状者を隔離する」のには使えるけど、それならホテルや自宅で良くない?




3.酸素ステーションホテル実質的野戦病院

野戦病院という名前を使ってないだけで、野戦病院的なものはある。酸素ステーションもそう。

東京都が旧国立児童館こどもの城」に130床の入院待機ステーション酸素ステーション)開設する。もちろん酸素投与だけではなくて点滴、投薬、医師看護師による24時間モニタリングもやる。

ホテル療養を臨時医療施設として抗体カクテル療法もやっていく。

これはもう野戦病院




5.増やせないのは場所ではなく人が足らないか

東京都入院待機ステーション酸素ステーション)は、東京都看護協会が時給5000円くらいで応募してるけどなかなか集まらない。

んで、これを時給1万とか2万とかにちゃうと、すでに民間病院公的病院宿泊療養施設でこれより低い給与で働いてる人が辞めたり求職者を取られるから病院からクレームが来る。

じゃあ全員上げればって思うけど医療従事者の雇用はそんなに市場原理でやっていくのは難しい。


6.日本医師会が野戦病院作れって言い出したのは開業医利益のため

日本医師会開業医利益を代弁する団体。在宅療養者が増えれば開業医負担が増えるから、でかい箱作ってそこにまとめて入れてほしいだけ。

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