2021-06-27

AMPの何がダメだったのか?

表示の不具合

まともに実装してもスクロールブラウザヒストリー問題があった上に、まともに実装していない多くのサイトでは表示崩れを誘発した。その上、オリジナル記事にすぐにアクセスすることもできない。劣化版ページを強制させられているようなもの

固定リンク破壊

URLを共有するときAMP版のURLを貼る人が続出。Googleから移動しないためか表示はさらに崩れ、わざわざ記事タイトルをググってオリジナル記事を探すはめに。URLでのパブサも分断されてしまう。そしてもちろんはてなブックマーク的にも不便だった。

Google邪悪圧政

なぜ、Googleときが「あるべきウェブページの姿」を定義できるのか? なぜ、それを「検索結果での優遇」という形でごり押すのか? 表示の速さを求めているのはGoogleの都合であって、ユーザーにとっては速かろうが遅かろうがどうでもいい。表示が速いといって質の高い記事が読めるわけでもない。よっぽど遅ければブラバするだけ。そもそもAMPの未熟な仕様のために強いられた不便によるロスのほうがよほど大きいだろう。


これだけのデメリットを押しつけておいてユーザーメリットゼロGoogleは腹を切って地獄に落ちるべきだし、それに乗っかってAMPを推進したウェブエンジニアらも猛省すべきであろう。君たちは、君たちがあれほど憎んだIEにも並ぶ邪悪レガシーを、君たちの手で生み出したのだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん