資源や食料を外国に依存しているので、自由貿易を標榜している日本だけど、
リカードの比較優位で特異な分野に集中することで、互いの国がより豊かになるってのを前提としている(らしい)
いくつか文献をあたるとそんなことが書かれている。
とはいうけども、実感としてはアメリカに良い所持っていかれてるよなとか、
一部の領域だけでなくて、美味しい所はほぼほぼ持っていかれているよなという印象がある。
江戸時代から明治時代にかけて海外から技術者を呼んできて学んで国産化してきた。
そのあとも海外にキャッチアップすることで技術力をつけてきた。
だが今はキャッチアップして国産化もできてない、もしくは国産化するのを諦めたように見える。
ソフトウェアに関しては振り回されっぱなしだ。
AppleやGoogleは凄いが、毎年のアップデートに対応するだけでリソースを使ってしまう。
他社をそうやって振り回している間に、自社は数年かけて研究開発している。
GoogleのTPUなんてパッとできたわけじゃなく年単位だ。テスラですら自社チップを作るのに年単位がかかっている。
ビジネスの変化は早くなったと言われるが、重要な所は結局それなりに年単位のままだ。
個人の選択としても海外に留学できたなら、そのまま海外で就職してしまったほうがいい状況となっている。
国内に戻ってきてもスキルを活かせる企業がない。起業もリスクだ。
悪くなってからの悪いところしかみてないじゃん