2019-02-07

あした世界が終わるとしても

「公開されて結構つのに、感想とか全然見ないな…?」と思いつつ観に行ったけど、感想を見ないってのはつまり「そういうこと」だった…。

絵(3DCG)は悪くはないんだけど、これくらいのレベル作品は今どきTVアニメでもありそうだし、劇場版アニメとしては結構厳しい。

一応SF作品だけど、よくありそうな……はっきり言うと陳腐な設定だし、ゴリゴリハードSFを作りたいわけでもなさそう。

脚本ツッコミどころが多い。「非常事態なのにそんなことしてる場合か?」とか。

監督脚本も書いたみたいだけど、別の人に書いてもらった方が良かったんじゃないかな…(あとSF考証も)。

全体的に中途半端で、突出した部分がなかった。あ、キャストはわりと豪華だったので、そこはまあ良かった。

……そうだ。序盤にワンシーンだけ古谷徹ナレーション担当したパートがあるんだけど、そこがこの映画ダメさを象徴してる気がする(もちろん古谷徹が悪いわけではない)。

唐突にそのシーンが挿入されて世界観説明が始まったとき唖然とした。そういう説明は、劇中でさりげなくするもんでしょ…。

ナレーションのバックが宇宙に浮かぶ地球なもんだから、わりと本気で「え、宗教団体が作ったアニメだったの……???」とか思ってしまった。

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