人類史から英霊を呼び出し、人理焼却を阻止する物語を書いた奈須きのこ。
人類が撤退し、獣が人類の糧を利用して独自に発展する物語を書いたたつき監督。
表面的には真っ向から対立しているといっていい要素である二つの物語が、今年、同時期に流行っている。
これ実はすごい事態じゃなかろうか。
一年の中で流行するものって大概、それぞれが独立してるけどこの二つは真正面から衝突しあってるんだぜ。
同じ舞台(サブカルチャー)で似た手法(アニメ・ゲーム)で稀有な才能が殴り合う、そんな対バンみたいな対談になるに違いない。
こう書いてくと、対立ばかりで対談は難しいんじゃないのと思われるかもしれん。
でも実はちゃんと共通点もある。
けものフレンズ(アニメ)も、「素晴らしい動物に違いない」という台詞や、かばんの正体の変遷、最終的には人を求めて旅立つ辺りがそうだ。
この根本が共通していれば、表面の対立を対談で昇華させることができるに違いない。
どうだろうか?見たくないだろうか?