両親に感謝した話。
これまで、彼女がたまに出来ては長続きせずの日々だったけど、
ようやく「この人となら結婚できるかも」という女性と出会った。
私と両親の関係は決して悪くなかったが、内気な私の性格もあってか、
日頃思っていることを心の底から打ち明けたり、腹を割ってお互いの気持ちを
話すような機会はあまりなかったように思う。
彼女を紹介した当日、両親は、とても喜んでくれて、彼女に息子の自慢話だの(とても恥ずかしかった…)
自虐ネタだの、話して欲しくないことも含めてぶちまけてくれ、場はとても和やかに終わった。
両親は、素敵な彼女だね、と褒めてくれた。
当の私はというと、両親の話に感動していた。
とか、「この子はこういうところがいいところだと思う」という話を通じ、
両親がどれどけ自分のことを理解してくれていて、愛してくれているのか分かった。
歓迎してくれるとは思っていたが、家族一同、あんなに笑顔で迎えてくれるとは思わなかった。
あんなに寡黙な父が、彼女の前ではデレデレして「今日はビール飲んじゃおうかな」
とかいうとは思わなかった。
両親が、私のことをどのように想い、どのように育ててくれたのか、ずっと知りたいと
思っていた。
今までは、そのタイミングとは、両親が死に行く時に聞ければいいと思っていた。
それが、今聞けるとは思っていなかった。
おかげさまで、両親が生きているうちに沢山親孝行できる気がしている。
http://anond.hatelabo.jp/20161113203326 いろんな人がいるんだなあと思った。 一人でも多くの人が幸せになってほしい。