最近、不祥事やら問題やらがあって記者会見などをする人を見ていると、皆言い逃れというか問題を受け流そうとしている気がしてならない。
そうではなく、○○の件では申し訳ありませんでした、こういった考えから今回の件を起こしてしまいました、今後は気を付けます、くらいのまっとうな言葉を聞きたいのだか、それを聞けることはほぼない。
おそらくそれは、なにかそういう問題があったときに、政治家等であればすぐに辞任、芸能人等であれば人格やこれまでの行いをすべて否定するような報道やネットでの流言飛語が原因であると思われる。
だからこそ当事者は素直に謝るのではなくやり過ごそうとしてしまい、結果(いい意味での)言い訳もちゃんとできずに評価を落とし姿を消すことになっていく。
罪を憎んで人を憎まず、とは少し違うかもしれないが、ある歌手が浮気したからと言ってそれまでの音楽がけがれることはないのではないか。
もちろんすべてのことをそれで片づけられるとは思わない。
金目的の強盗殺人しちゃいました。でもあの人が昔出てたドラマ好きだわ。やっぱりあの人はいい俳優さんだわ。とはならないだろう。
どこからどこまでというのは人それぞれだし、難しいところではあるが、とりあえず法に触れていなければそれは許してあげていいのではないだろうか。
法っていうのは、社会人が守るべき最底辺のルールなのであって、 本来、社会秩序を維持するために守るべき規範はもっとたくさんあるんだよ。