■生活費の差し押さえ来たの私だ

今日（3/11）、新宿区長および新宿区税務課から、

私の本年度の確定申告による還付金について

「差し押さえる」旨の通知が来ました。

2012年の住民税（約５万円＋延滞金）の滞納が理由です。

私がそれを滞納していたのは、

当時の非正規勤務を会社都合で解雇されたことにより、

2013年から収入が月収10万円以下に激減、生活に余裕がまったくなくなったからです。

さらにそれ以降も余裕がないまま現在にいたっているからです。

そして、余裕がなくなった2013年以降、私の家はずっと非課税世帯です。

わが家は父親の私と子ども２人のひとり親世帯。

ここ数年の月収はずっと５～９万円くらいです。

ただ、ずっと低収入でギリギリですが、

それでも一家で心中してしまうわけではありません。

ギリギリでもそれでも生活はなんとかやりくりしている。

そういう状態。

そして今日、「差し押さえ通知」が来ました。

還付金は、もちろん当てにしていたとても大切な生活費です。

ギリギリの非課税世帯ゆえに滞納している税金について、

ギリギリの非課税世帯であることを知っているはずの新宿区長および新宿区税務課から

「生活費を差し押さえる」旨の通知が来ました。

連日のように貧困にまつわる様々な報道があるとおり、

現在の無縁社会の貧困は、以前の日本社会の貧困とは、切迫の度合いがまるで違うのです。

現在の日本には、私が今回もらったような「差し押さえ通知」だけで

致命傷になってしまう人たちが大勢いるのです。

Permalink | 記事への反応(3) | 13:46

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